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塾経営の手続きの流れとは?学習塾を開業する方法と届出について

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学習塾を経営するなら、様々な準備が必要となってきます。

中でも、個人事業として立ち上げるなら塾としての準備のほかに【事業立ち上げ】としての準備も必要になってきます。

塾経営に必要な届出の方法や、開業までの手続きについてご紹介していきたいと思います。

塾経営には届出が必要?

学習塾を経営する場合、事業の立ち上げにもなるので税務署への届出が必要になってきます。

この場合フランチャイズであれば、担当のスタッフが細かく教えてくれるので楽ですが、個人事業になるとそうはいきません。

必要事項をこなさないと税金などの問題で大変な目にあう可能性があるので注意していきましょう。

学習塾を開業するのに必要な届け出とは

塾経営を開業するなど、どんな業職でも個人で事業を始めるなら届出を出さなければなりません。

個人事業主として、学習塾を開業する場合には最寄りの税務署へ行き【開業届け】を行います。

開業届けの届出は、身分証と印鑑があれば他に必要なものが無いので簡単です。

手続き方法は、実際にその場に行って『開業届けを提出したいです!』と言えば教えてくれるはずなので規約書などをよく読んだうえで手続きを進めていくようにしましょう。

合わせて青色申告認証書も提出

個人事業主なら、『青色申告承認書』を一緒に提出するのがおすすめです。

個人事業主になると、毎年2月・3月になると確定申告をして納税の義務があるのですが、青色申告・白色申告によって節税効果が変わってきます。

その為、前もって青色申告承認申請書を提出しておくと後々楽になります。

税務署とは別に市役所にも届出が必要

税務署で行う届出は【開業届け】ですが、所得が290万を超える場合【事業開始申告書】というのを提出する必要があります。

各都道府県の決まりに応じて【事業開始申告書】を提出するようにしましょう。

事業開始申告書は市役所等のホームページでダウンロードすることができるので、記入欄を埋めて提出します。

塾経営の届出はいつまでに出す?

事業開始の1ヵ月以内に開業書を提出しなけばなりません。

開業してから1ヵ月以内ならいつ届出をしても大丈夫です。

また、雇い相手を依頼する場倍『給料支払い事務所の開設の出書も必要になってききます。

学習塾の閉店や移動等も届出が必要になってくるので、一番最初に届出をする段階で担当の職員さんに聞いておくのがいいでしょう。

ちなみに、青色申告承認申請書は開業から2ヶ月以内に提出する必要があるので、やはり同時に提出してしまう方が楽です。

学習塾を開業する手続きや手順

塾経営の手順とは?

独立して学習塾を開業するとしたらどんなことをする必要があるのでしょうか?

どんな塾にしたいのか、なにを目指しているのかを明確にすることによって塾の色が出てきますし、開業前に用意しておく物は個人で経営する際と、フランチャイズに加盟して開業する場合で変わってくるので、前もって確認しておくようにしましょう。

学習塾のコンセプトを決める

学習塾を開業する際に重要になってくるのが、『どんなスタイルで勉強を教えてくれる塾なのか』と言う点です。

集団受講なのか、個人指導なのか、少人数制と言った教師と生徒の数。

進学塾なのか、補修型塾なのか、受験特化塾と言った勉強のスタイル等、学習塾の方向性は様々です。

例えば『理系特化』『文系特化』なんてものもありますね。

上記のようなコンセプトを決めておくことによって、宣伝材料にもなりますし口コミなどで塾の情報が出回りやすくなります。

個人で塾経営する場合に用意するもの

塾経営をするならまず、生徒たちが学ぶ【教室】が無くては意味がありません。

個人での開業なら自宅の開いているスペースでも開くことができます。

10人程度がゆったりと座れるスペースがあれば十分だと思います。

授業に必要な黒板もしくはホワイトボード、教材、テストを印刷するためのプリンターやFAX等細かなものが必要になってきます。

万が一のために筆記用具はすべて多めに用意しておいた方がいいですし、空調等の設備も十分整えておくようにしましょう。

フランチャイズの場合に用意するもの

個人なら自宅の開いてるスペースを使用して開業することができますが、フランチャイズの多くの加盟塾では自宅を教室にしているのを断っているケースが多いです。

というのも、十分な学習スペース・加盟塾のスタイルに合った教室づくりができない為と言われています。

近所で開いているテナントを借りる必要が出てくるので、自宅で学習塾を開きたいという方には向いていないかもしれません。

しかし、フランチャイズに加盟してしまうと、教室のレイアウトを教えてくれたり学習塾を開業するに必要な雑貨を全て教えてもらうことができます。

宣伝も一緒に行ってくれるので、初めて塾経営するのであればフランチャイズに加盟するのが楽かもしれません。

学習塾を開業する際に必要な届出と手続きまとめ

塾経営を始める際に必要な手続きは基本的に

・塾の準備
・開業届けの提出
・青色申告承認申請書の提出
くらいです。

その後、塾の宣伝や教員の募集等を進め、ちょっとずつでも大きな塾になるように努力していきます。

準備は大変ですがその分完成が近づいたり売り上げが伸びていくととてもやりがいを感じることができます。

学習塾を開業しようと考えている方は是非参考にしてみて下さい。

投稿 塾経営の手続きの流れとは?学習塾を開業する方法と届出について塾経営研究所 に最初に表示されました。


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